松波学園女子高等学校

関東平野に     乞いたもう     われらわれら なんじの   一縷の希望の光とならん   はやてぶち 武蔵のほとりに      建てる      まなびや 雨にも風にも負けぬ     千古の造り     あぁ 松波 […]

イベリア半島に生息する生物

1     母親の体内にいたときのことはさすがにまったくおぼえていないのですが、ほら、今おなかのあかちゃんが蹴ったとは言うのに、叩いた、突いた、パンチした、とは言わないことまで最近の自分は遡って考えるようになっており、何 […]

故郷

         言葉なんかおぼえるんじゃなかった           言葉のない世界        意味が意味にならない世界に生きてたら           どんなによかったか                    ( […]

徐福と熊野

「徐福さん」  このように呼ぶ人が熊野の、とくに老年層に多い。私も熊野の人間だが、若年層なのでこうは呼んでいない。 「徐福」  今から二二〇〇年前の中国・秦の時代に生きた徐福じょふくは、時の君主・始皇帝の命を受けて、不老 […]

BEIJING 2008

明るいウェイライのために 少々のクンナンがあったとしても シエンザイを乗り越えていこう! がんばれ! ウェイライある若者たちよ! 新しい自分になれるんだ! そしてキミたちが国の新しい ウェイライでもあるんだ! 1     […]

革命

           ⒈ 「おまえ、これカスだよ」 「ううん、あたし人間だよ」宝田は声を張り上げ、猫木の眼の奥をしばりつけるように見つめた。「ユータ、あたしカスじゃないよ、人間なんだよ」            ・ 「ちげ […]

二代目の手腕 ―― 王国の行方

1   「……へえ、あぁ、そうなんですか、へえ、え、そっちも、へえ、あぁ、そうなんですか、へえ」という自分の声に対しても、へえ、あぁ、そうなんですか、へえ……という気のない相づちを打ってしまいたいくらいになってきているみ […]

自分探し

      1  わたしは迷える若者をひとり知っている。 「松波さん、俺何かやりたいんですけど、何をやっていいのかわからないっす」  かれの名字はKである。名前もKである。文章をもって世に紹介するとなるとプライバシーの問 […]

カルチャーセンター

私のことは、どうでもいいのです。私は、彼女のことを語りたいのです。 彼女とは「girlfriend」のことではありません。「she」のことです。 「her」と言った方が正しいのかもしれませんが。 (この作品はできれば西原 […]